星空の探検

2016年3月19日土曜日

昨日、星空の探検と称して、私主催の観望会を開催しました。
天文台などの観望会に参加することはありましたが、主催するとなると準備が大変だったりしました。
幸い、職場の環境を借りての観望会なので、お手伝いをお願いしつつ機材も借りるというちゃっかり者です(^^;
で、今回は未就学児、いわゆる保育園幼稚園のこどもたちとその家族を対象にした観望会を企画しました。

会の流れとしては、
最初にプロジェクターによる今日の夜空の解説と今日見る天体の説明。stellariumを使いました。
次に屋外へ出て天然のプラネタリウム、略して天プラをしながら、星を探します。
最後に望遠鏡での天体観測。今回は月面と木星とその衛星を観ました。
全体で1時間程度です。

薄雲が掛かりつつも、全体的に晴れた空。ツいてるぜ!(^^)
天プラのネタ、冬の星座と言えばオリオン座。
その周辺の冬の大三角と冬のダイヤモンドをみんなでゲーム感覚で探しながら楽しみました。
冬のダイヤモンドを辿って完成した時は、ダイヤのでかさに大人もびっくり。
こどもたちものけぞって夜空を見上げていました。
小さいこどもたちなので小難しいことを説明しても分からないけど、実際に見て、辿って、形が分かったのでとても好評でした(^^)/

望遠鏡は2本立てました。


1本はAVX+主砲C9、もう1本は SLT経緯台+KENKO SE120。
AVXは前日の夜に極軸合わせをして設置しておきました。
観望前にアライメントをしないといけなかったのですが、進行上、途中でそんな時間は取れないので、今回は会が始まる前に Solar system alignment を使って月のみで合わせました。
これが意外と近い範囲で合うんですよ。眼視だけなら十分の導入精度です。オススメ(^^)

望遠鏡での観望もこどもたちは大喜び。
見たことのない月の姿にびっくりしている子や、木星の縞模様と衛星まで見えていることに大興奮する子。
星の世界を楽しんでくれている様子にこちらもうれしくなりました。
大人も日常では見えない星の姿に「すごい!」の連発でした。
テレビやパソコンの画面上ではなく、本当の星を生で見たことを素直に喜び、驚き、面白く、不思議に思う気持ちを体全体で表してくれるこどもたちは本当に素敵です。
本物を自分の目で確かめること、実際に体験するって大切ですよね。
そう感じました。

大人にもこどもたちにも大好評だった今回の観望会。
とても楽しく過ごせました。
参加者総勢80名と予想をはるかに超えた結構な規模になってしまったのが唯一の誤算。
でもまた、企画しようと思います(^^)

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