SkySafari 5 Plus

2016年8月10日水曜日

またまたリュウさんのアナウンスに気が付いて、早速ダウンロードしてみました。
今なら半額キャンペーン。Plusなら820円ですよ!
さくっとVer4との違いなどレビュー。

■見た目


アイコンやスプラッシュがやけにスタイリッシュになって、イメージが変わってしまったかと(^^;
主画面表示はほぼ変更はありません。UIも変わらないので、本当に何が変わったのかさっぱりわからないくらいです。
天体のアイコン表示も変わらないので戸惑うことはありません。
並べてみると、星座線が白くなって見やすくなりました。
あと、地平線パノラマ表示の画像が増えてます。

が、、、その程度です(^^;


■インターフェイス


Searchメニューで検索される天体一覧表示はとても見やすくなりました。
詳細を見なくても、アイコン/サムネイル画像、出入り、明るさが表示されているので、とても分かりやすくなりました。
検索機能はよく使うので、個人的には嬉しい改良です。

他には日時指定のインターフェイスが直感的に操作できるように改良されています。
地味です(^^;


■検索データのオンラインリポジトリ参照


ここからは機能強化編です(^^)

Searchメニューの一番下に Import From Online Repository メニューが追加されました。
これは、SkySafari専用のオンラインリポジトリが用意され、そこから検索データをダウンロードして参照する機能です。
skylistと呼ばれているようで、リポジトリをのぞいてみるとCelestronやLosmandyの赤道儀コントローラの持つアライメントで使用される星の一覧なんかがあります。



■クラウドストレージへの保存


Settingsメニューから Filesセクションに Storageメニューが追加されました。
Google Driveを使ってクラウドへ設定内容などを自動保存できます。
アプリ終了時にデフォルトの設定内容や機材設定情報、お気に入り、ヒストリなどが保存されるようです。
複数端末で使っている人はデータの共有が簡単にできるようになります。


■バロー、レデューサーなどの補正レンズ設定


Settingメニューから Telescopeセクションにある Equipmentメニューに Barlows and Focal Reducers 設定項目が追加されました。
これまでは光学装置の構成は鏡筒と接眼レンズまたはカメラしか選べませんでした。
FOVを決定するうえでこういった情報が必要なんですが、これにレデューサーを入れる構成の場合、鏡筒の焦点距離をレデューサー分短くして(あるいはバロー分長くして)計算しなおし、新たな鏡筒として登録しなければなりませんでした。
これがとても面倒くさいのです。
ver5からは、鏡筒、接眼またはカメラ、補正レンズの3つを組み合わせることができるようになりました。
おかげで私のような、レデューサー2種類を使い分ける人間にとっては大助かりなのです(^^;


■明るい人工衛星の通過通知


ISSやイリジウム衛星の通過を通知する機能が追加されました。
イリジウムフレアを見逃しません!というほど便利な機能ではありません(^^;
ISSディテクターのようなものですが、通過と位置が分かるくらいです。
うん、あまり需要ないかも(^^;



以上、変更点を中心に書いてみました。
ワイヤレス制御や扱える赤道儀の一覧などは変更ありません。
機能的にはver4でほぼ完成されていると思うので、メジャーバージョンアップと言うほど強化されたわけでもないように感じます。
ver4を使っていて不満が無い方はバージョンアップはいらないかな?とも思います。
PC星図ソフト並みの機能は搭載されつつあるので、初めて導入を考えている方ならタブレットで赤道儀制御&情報収集にはオススメです。

私の場合、完全ワイヤレス制御環境を構築している人間にとって、何よりBluetoothで赤道儀を制御できるというだけで評価が高いのです(^^)/
お布施のつもりでVer5を使いたいと思います(笑)

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