GPSD問題(追記20201217)

2020年11月29日日曜日

前回、なぜかGPSDがお亡くなりになると書いて原因を探りました。
どうやら、QHY268Cを接続した時にいきなりGPSの測位を失いGPSDが停止してしまうようです。レシーバーから情報が取れてない?何か変なコマンド投げてる?

GPSレシーバーはこの安物レシーバーを使ってます。
中身はu-blox7で、チップ内蔵のUSBインターフェイスを使っています。
試しに、USBシリアルのCP2101を使用しているGPSレシーバーを使うと、QHY268Cをつなげても測位を失わずちゃんと動きました\(^o^)/
別のu-blox6でチップ内蔵USBインターフェイスを使ったGPSレシーバーもNG。

というわけで、GPSチップの u-blox内臓USBインターフェイスを使用しているレシーバーは、QHY268Cのドライバと相性が悪いという結論に至りました。
どのような影響で測位を失うのか謎です(^^;

仕方がないので、別のGPSモジュールをでっちあげました。
最近、ドローン用のGPSモジュールがたくさん出回っています。
こんなの。

 

とっても小さく、10円玉サイズ。しかも1500円程度と非常に安い。
写真のものはBeitian BN-180というもの。
チップはu-blox M8030で、みちびきを含め色んなGPS衛星に対応しています。
PPS信号のLEDが付いているので、PPS信号も取り出せそうです。

他の種類もいくつか入手して性能を調べましたが、特に問題はなくあっさり使えます。
使用するときは、I/FがTTLなので、TTL-USBシリアル変換基板につなげてUSBデバイス化します。


TTL-USBシリアル変換基板でよく見かける、CP2102を使ったこの基板。
売っているほとんどが正規品のパチモンです。

 

変換はちゃんとできますが、少し検索すれば、あちこちに危険な基板であると警告記事が見つかります。要するに、I/Oの電圧が規定より高すぎるので下手にマイコンにつなぐと壊れるよということ。
解決方法もありますが、これまた細かいパターンカットをしなければならないので全くお勧めしません。
腕に自信のある方以外はこの基板は買わないようにしましょう(^^♪

ひとまず、GPSレシーバーをでっちあげて動作するようになりましたとさ。

  
 
(追記20201217)
と、思ったら、やっぱり動かなくなりました。
症状は、GPSDは動いていて、レシーバーからNMEAは送られてくるけど、測位を全くしない状態です。
調べていくと、USB3.0機器をつなぐと症状が出るようです。

QHY268C を Rapsberry Pi4 のUSB3.0ポートにつなぐと症状が出ます。
USB2.0ポートにつなぐと正常です。
USB3.0接続の GIGA Ethernetアダプタをつなげても同じです。
さらに、ASI224MCでも同じ状態になります。
 
USB3.0機器をつないでも症状が出ない場合もあります。
先の GIGA Ethernetアダプタは差し込む順番によって症状が出たり出なかったり、、、、
USB3.0がらみの接続不具合は他のLinux界隈のフォーラムなどでも散見されますが、、、これっぽい(・∀・)
 
転送効率化にUSB3.0は外せないのでなんとかならんかなー。

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