Seestar S50 ファーストライト

2023年12月9日土曜日

うぉぉぉ、ダメな人間になってやるぅ~~~。
お久しぶり。最近、レトロPC界隈に出張中の僕です。

というわけで、久しぶりにネタを拾って書いてみようと思うのです。


界隈で話題になってた ZWO Seestar S50 を入手しました。
いつの間にか私もデカイ機材と難解なシステムを使いこなす人になってしまいましたが、色々面倒くさくなりました(笑)

今日からこれ一本でいきます!\(^o^)/
というのは、ウソですが、超お手軽機材が欲しくなったので購入となりました。
思った以上に小さくて軽いです。

設置完了!
三脚に載せて、地面にポンと置いて、水平を出す。これだけ。
操作は全てスマホorタブレットでOK。架台の水平を取る以外は全く機械に触る必要はありません。ほんと、マジで。

電源入れて、端末でWifi接続してやればそれだけで使用できます。
アプリも必要十分。慣れは必要ですが、星図、Goto、ソルビング、AF、撮影、とテンポよく進められました。


木星を入れてみました。
Goto→ソルビング→AFまで自動でやってくれます。

が、AFが合焦しない。ボケボケで全然ダメ。AFの時のフォーカサー値が 1380、手動で合わせたら 1572。 200も違う。あかんやろ。

何度やっても木星ではAFできなかったのが残念。対象が明るすぎたかな?それとも星の大きさが許容サイズを超えてた?
うーん、わからん。
にしても、一番小さく映った位置の特定くらいできると思うけどなあ。衛星だって写ってるんだし。
まあ、木星はなんとか映して見ることができることは分かった。土星は小さすぎるだろうな。

続いて、M42。

 

ライブプレビューも一応、写ってますね。いいぞぉ~。

撮影開始すると、まずダークを撮影し始めました。10sのダークを複数枚撮ってスタック、マスターにしているようです。

スタッキングは10秒露出だと思いますが、どんどん撮影をしていきます。停止を押すとその時点までのスタックで画像を生成します。

その間自動追尾していますが、カメラのローテートはしないので厳密には星は少しずつ流れます。焦点距離250mmなので、10秒ならなんとかごまかせるってところでしょうか。

スタック120秒。ステライメージで処理したのと、DeNoiseAIで追加ノイズ処理したもの。
出来上がりはFitsで出力してくれました。
元絵でもまあまあ、このクラスなら問題ないかなと思います。
夏場、温度が上がるとカメラのノイズが心配ですが、一般観望用途ならまあ問題ないでしょう。



Windows版のアプリも欲しいなぁ。
INDIにも対応してほしいなぁ。
などと、要望はたくさんありますが、バージョンアップに期待しましょう。

で、個人的な総評ですが、これは買いです。😄

機材のあれこれに嫌気がさした、何も考えずに頭カラッポにして星を見たい人向けです(笑)

私は個人観望会を開いているので、電子観望のために購入しました。
赤道儀1台だと、人数が多い場合たくさんの星を見ることが時間的に難しいので、何も考えずに星が映る Seestar S50 があれば、待ち時間も楽しいし、複数の天体を楽しめます。

早速、12月の観望会に使用する予定です!



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