INDI実践投入その3

2017年2月23日木曜日

春一番が吹いたとか吹かないとか。
先日、庭トリにて実践投入第3弾のテスト行いました。

自動導入、アライメント、オートフォーカス、ガイド開始、連続撮影までを1セットとし、(ガイド星導入を除く)すべてをネットワーク越しのリモートにおいて完了できたので、目標はほぼ達しました。
設置後、AVXの2Starアライメントで適当に合わせて、それ以降、鏡筒に触らなくてもすべてをこなせるってスゴイ。
外に出なくて済むってのはホントありがたいことです。
あと、オートフォーカスはピントの移動が起こるシュミカセではほんと助かります。

一番のネックであるガイド星の導入は、OAGを辞めてガイド鏡に戻すか検討することにしました。
ガイド鏡のFOV値と解像度を見ながら要検討です。

で、、、色々問題も発生しています。

●高速ネットワーク
無線LANである以上、通信速度を求めちゃダメなんですけど、やはり速いに越したことはありません。有線でのテストを体験すると余計に無線の速度が気になります。
がしかし、まずは安定優先でネットワークを組まないと、Ekosの動作が不安定になり撮影シーケンスが進まなくなります。

●RaspberryPi3のBluetooth
これが意外に不安定です。
BT化したAVXのコントローラとSPP接続していますが、時間がたつとエラーを吐きまくり、そのうち不通になってしまいます。
赤道儀が行方不明になられる問題はこれが原因でした。
今はとりあえずBT接続をやめて、USBシリアルケーブルでつないでいます。全くエラーなしで安定しました。

●撮影カメラの怪しい挙動
CanonのX6iで撮影していますが、撮影シーケンスを実行すると1枚目が終わった段階でAbordすることがたまにあります。
再開するとその後は完走するのでいいのですが、、、、
あと、似たような感じなのですが、1枚目の画像をダウンロードできずにエラーを出すこともあります。原因不明なのでそのうち調べます。

●オートフォーカスでのキャプチャ落ち
KStars ver2.7.3 において、撮影用DSLRの画像フォーマットをNATIVEにしてフォーカスキャプチャすると突然死しました。
ver2.7.5ではFITSキャプチャになったので直っています。

他、KStars2.7.5になって不思議な挙動になっている個所もあるので注意が必要です。
(DSLRでCCDのLiveVideoを見るとストリーミング動画が見れますが、停止してもミラーアップしっぱなしのような気が?)


近々、遠征へ持ち出そうと思います。

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