2019年1月13日(日)
新年初の遠征テスト撮影。
DDGフォーカサーの実運用テストとINDI環境をいじったのでその確認に行ってきました。
実は正月休み中に2回ほど出張ったんですが、いずれも雪雲に阻まれて涙のリクエストでした。
今日はスッキリ快晴、気温も氷点下は下回りませんでした。
で、これまでは庭撮りでDDGフォーカサーの運用テストをしながら、問題点を整理してきました。
問題点として挙がっているのは、クレイフォードが空回りしたときにモーターを止める方法がないということ。
実距離でモーター制御しているので、空回り=モーターは動いてもDDGは計測されない状態だと、いつまでも止めるタイミングが来ないのでモーターが空回りしっぱなしになります。
タイムアウトを取ってもいいのですが、解決方法としては後ろ向きかなぁと。
これなら、クレイフォードじゃなくラックピニオン式のフォーカサーに交換した方がよさそうに思います。
ま、後で考えようっと。
NGC2146 きりん座 銀河
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
Intel StickPC INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO6400, 240sec x 10枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
きりん座にある、ややいびつな形をした銀河です。
淡い大きな一本の腕が折れ曲がっているのが分かります。
反対側にも腕があるのですが、はっきり写ってないですね(^^;中心部は暗黒帯が重なって面白い模様を作っています。
棒状銀河に分類されるのでしょうか。崩れた形が面白い銀河です。
去年、超新星が発見されていますね。もう見えなくなったのかな?
NGC2403 きりん座 渦巻銀河
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
Intel StickPC INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO6400, 240sec x 10枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
同じくきりん座にある銀河です。
きれいな渦巻きで、小さなM33っぽいイメージです。
腕の全体まで写ると結構大きな銀河らしく、また、そんなに暗い対象ではないのでしっかりととらえることができると思います。
渦のディテールがもう少しはっきりと出ればよさそうですね。
今回はDDGフォーカサーのピント出しテストのために感度を上げて撮影したため、画像はかなり荒くなりました。
他にもテスト用にいくつか散開星団を撮ったのですが、撮影枚数が少ないので画像処理できずお蔵入りです。
で、肝心のDDGフォーカサーですが、運用はほぼ狙い通り、とてもいい感じに動作しています。
全てINDIのオートフォーカスでピント合わせしていますが、極端に外れることはありませんし、安定してピントの底へ到達しています。
ドローチューブの物理的な距離計測なので、ピント位置の再現もかなり正確だなと感じます。
ただ、冬場はシンチレーションの影響で、不安定な星像だと誤認することがあります。こればっかりは仕方ないので、撮影対象や露出時間を変えて安定した星像が得られるように、運用ノウハウが必要だと感じました。
初遠征おめでとうございます。
返信削除こちらは初全身麻酔、初紙おむつしてました...
けむけむ殿。新年早々大変でしたね。
削除私も全身麻酔で手術を受けたことがありますが、目覚めたときの気持ち悪さは格別でした(+_+)
紙おむつはまだ未経験なので、いつになるのか(^^;
しばらくは、寒空に筒の組み換えなんてしないように(笑)
まずは、体調を整えてくださいね(^^)/