オフィシャル lin_guider 5.0.1 の norikyuバージョンです。
DSI2PRO関係の修正が入っています。あと若干、日本語訳を修正しました。
norikyuバージョン lin_guider-5.0.1-norikyu.tar.bz2
norikyuバージョンの機能
- 日本語訳の添付
訳が間違っているかもしれませんが、仮の日本語化を行いました。
翻訳ファイルをインストールするには、アーカイブ内のスクリプト、 build_i18n.sh を実行してください。 - ガイド星ロスト時に追尾暴走しないように修正。
ロスト時にはガイドをPAUSEするように変更。ガイド星が復帰したら自動的にPAUSE解除されガイドが再開されます。
PAUSE判定は Q-ctrl のスレッショルド値のうち停止値(単位は%)を使用します。
Q-ctrlがFULLの場合は停止してしまいますので、Notify か Off で使用してください。
ずれ検知にDONUTSアルゴリズムを使用した場合も同様にQ-ctrlによってPAUSEされます。 - calibrationウィンドウの表示位置の記憶
ガイド毎にいちいち表示位置を調整しなおさなくてもOK。
How to make
Qt5環境下で make するための参考にどうぞ。事前にインストールすべきライブラリなどをまとめてインストールします。
Qt5開発環境を入れておきます。
$ sudo apt install libusb-1.0-0-dev fxload libftdi-dev libraw-dev libtiff-dev libusb-dev liblcms2-dev libtiffxx5 libjpeg-dev libjbig-dev liblzma-dev qttools5-dev-tools qt5-qmake qt5-default
他にカメラを動かすライブラリ群が必要です。カメラメーカーに合わせて、QHYやZWOのSDKからライブラリをインストールします。
これらは、INDIのリポジトリからインストールできますので、INDIのaptリポジトリを登録しておいて
$ sudo apt install indi-full
で、INDIごとインストールできます。
ライブラリだけ個別に入れる場合は、
$ sudo apt install libasi
みたいな感じです。詳しくはINDIのパッケージリポジトリを調べてください。
以上、事前準備が済んだら、おもむろにアーカイブを解凍して、
$ tar jxvf lin_guider-5.0.1-norikyu.tar.bz2
$ cd lin_guider_pack
$ cd lin_guider
$ ./build.sh
lin_guider_pack/lin_guider/build/release/lin_guider が実行ファイルなので、コピーします。
$ sudo cp build/release/lin_guider /usr/local/bin
norikyuバージョンの場合、以下のスクリプトを実行して日本語ファイルをインストールします。
$ ./build_i18n.sh
以上です。
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