Raspberry Pi3にDRV8825モジュールを搭載する

RasPi3にDRV8825モジュールを載せてステッピングモーターを制御します。
目的は電動フォーカサーのモーター制御ですが、汎用的に使えると思います。
できるだけ配線が少なく、かつ取り付けも簡単にしてみました。
ちなみに、RasPi2でも同様に使用できます。

取り付ける前に、DRV8825モジュールの電流制限の調整を必ず行ってください。
「DRV8825 電流調整」で検索すれば色々情報が得られます。

DRV8825モジュールは右のようなピンアサインになっています。
このうち、M0~M2, \RESET, \SLEEP, STEP, DIR をRasPi3のGPIOに割り当て、制御します。

丁度、GPIO17-27-22-3.3Vの並びと、その対面の、GPIO18-GND-23-24が配列も都合よく使えそうです。
配線はこんな感じです。



DRV8825モジュールを裏向きにひっくり返して、ヘッダピン上に配置すると無理なく配線できます。
実際の配線は次の通りです。

4x2のヘッダソケット用意します。
DRV8825基板の M0~M2, \RESET ピンに短めのピンヘッダを立てます。


そのピンヘッダの上にソケットの片側の足をはんだ付けします。


残りのソケットの4ピン分を、それぞれ、下図の配線のとおり繋ぎます。


100μFのコンデンサをつなぎ、DRV8825モジュールの電源とモーターへのピンをL字ピンヘッダで引き出して完成です。


実際の取り付けはこのようになります。


ステッピングモーターをA1, A2, B1, B2につなぎ、モーター駆動に必要な電圧電源を電源ピンに加えればOKです。


制御方法ですが、Raspbianなどでgpioを有効にし、gpioのデバイスファイルを使ってvalue値に0, 1を書き込むだけです。
STEPに対してパルス信号となるようにスイッチングしてやればモーターが回ります。

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