NES赤道儀整備

2015年9月11日金曜日

今日は晴れてるけど観望に行けない!!
車が修理中だから!残念!(ToT)

さて、数日前に入手した某中古のKENKO NES赤道儀。
ポタ赤の代わりになるオーソドックスな小型赤道儀が欲しくて手を出しました(^_^;
古めかしい感じは拭えませんが、しっかり整備すれば使えるかなと。
三脚、極軸望遠鏡、2軸モーター+コントローラ付です。

で、時間を見つけて少しずつ作業してます。
入手時の状況は無整備、動作確認なしだったのでやや不安でしたが、軸体の動きは思いのほかスムースで問題が無いような感じでした。
極軸望遠鏡もちゃんと見えます。
今回はオーバーホールまではしない方針で行きます。

早速、整備開始

RA(赤経)側のモーターギアを手で動かして見ると、遊びがやたら大きい感じ。
カバーを開けてみると、モーターギアがポロリと落ちてきた。。。(^^?
ん??なんで固定されてないの?
DEC(赤緯)側をあけると、なんとモーターギアもウォーム側のギアも固定されていない!つまり、カラカラ空回り~。
さらに、モーターケースに金属粉が付いてたので調べると、モーターカバーのギア当りが削れていることが判明。
この状況で、前のオーナーさんはどんな使い方をされていたのかとても謎な気分です(^_^;
思うに、追尾に必要なRA側だけ生かして、DEC側は動作不良なので殺してたっぽいなぁ。

ひとまずバラして、モーターとQ.M.D. TWINコントローラの生死判定をします。
電池ボックスが付いていたので12V動作である事はすぐに分かったんですが、プラグに罠がありました。なんとセンターマイナス仕様。
あやうくAVXのアダプタを付けるところでした(^_^;(今時のアダプタはほぼセンタープラス)
極性を合わせて電源を投入するとあっさりと動きました。
モーターも小刻みにパルス駆動されていて、コントローラのボタンで倍速動作もOK。
色々試した結果、コントローラもモーターも大丈夫のようです。
こりゃひょっとするとオートガイドまで組み込めるんじゃないか?と密かに期待です。

ちなみに、モーターギアとウォーム側のギアとの当り調整は写真のような感じです。

モーターボックスを固定する2本のネジを適切な位置で締めるだけです。
ただこの固定方法、ネジの締め方によってモーターボックスがかなり動くのでギア当り調整がとても難しいように感じました。

モーター動作が確認できたので、ギアをピカールでピカピカに磨いて、モーターボックスを清掃して、今日はここまで。

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