William Optics WO-Star71 II ファーストライト

2017年12月27日水曜日


はい。
思い切りました。

結局、悩みに悩んだ末、WOStar71IIを導入することにしました。
海外の情報で若干不安な点もあったのですが、スペック的に手ごろ感があったのと、唯一4枚玉でフラットナー不要と言う点を買いました。
そんなわけで、到着したその日に庭トリにてファーストライト決行です(^^;



筒はこんなバッグに収められています。
中身は鏡筒、ショルダーひも、Canon用マウントリング、予備ネジが付いてきます。

William Opticsと言えば派手なカラー。
流石に”金色”は成金趣味でちょっとアレなんだけどそこは仕方ない。開き直ったもん勝ち。


しっかりした作りで鏡筒バンドも悪くありません。トップの固定穴は各1つです。
ラックピニオンの1/10マイクロフォーカサーが標準装備でピント合わせも楽勝です。
Canon用のマウントリングが別に付いていて、カメラの回転、スケアリング機構も付いていて至れり尽くせり。
いまいち使いどころが分からないのですが、マイクロフォーカサーノブにはカバーが付けられます。

早速、、、、
とりあえず仮に、C9.25の制御システム(INDI)をそのまま使いました。
赤道儀はAVX、カメラはX9i、フォーカサーなどは無いので山勘ピントです。
星像確認のみなのでがっつり撮影は行いませんでした。ターゲットはすばる(M45)です。

ISO6400 / 20s / ノータッチ APS-C画角の周辺解像を見てみます。


スケアリング調整などをしてませんが、四隅ともほぼ点像で色にじみも見られません。
海外では一部の鏡筒に星がピンチング像になる不具合が報告されていますが、それも皆無です。
素晴らしい!


ISO12800 / 40s / ノータッチ


感度と露出時間を上げました。
オートガイドしてないのですこーしブレてる気がしますがイイ感じです。

星像に関してはまったく問題ないどころか、フラットナー無しでここまで周辺解像がいいのは予想以上でした。

次に周辺減光です。
フラットを撮影したのでそのデータを見てみます。



パッと見大きな減光は感じられません。
中央値で230の時、周辺で224~225。
よほど極端な強調をしなければ目立たないとは思いますが、星雲系を浮かび上がらせるにはフラット処理はした方がいいのかなと。

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