寒い、寒い。寒波の影響で北から雲が下りてくる。
木星土星の大接近、観測画像はたくさん出回るだろうと思い、撮影せず眼視観望してました。
やっぱ目で見ると、この筒のずっとずっとずぅ~っと向こうに星があると、宇宙の広さ大きさを感じます。
残念だったのは、高度が低すぎて30分ほどで雲の向こうへ見えなくなっちゃいました。
2020年12月12日
で、寒さ厳しくなる前に、と撮影して処理してたのを忘れてたので今頃ネタにしてみる。
QHY268Cでの運用撮影も固まってきました。
電源も撮影システム全体で一晩十分持つことも分かったので一安心。
で、今日のお題
M81 おおぐま座 渦巻銀河
Celestron C9.25-XLT + STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX Guide off-axis guider
Raspberry Pi4 INDI system + lin_guider
QHY268C(PG) Temp -10, Gain 30, Offset 60, 180sec x 40枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
撮りやすい銀河の一つ。M33が派手な銀河とするならば、M81はスマートな印象。
渦巻らしい渦巻。うむ、美しい。
これまでの写真とは違い、グラデーションが滑らかに出た感じがします。この辺りはQHY268Cの16ビットADCのおかげかな?
確かに画像処理していても、全般的に滑らか感はあります。ちなみに、画像処理としては、バイアス、ダーク、フラット、全部乗せで処理してます。
あと、ここへきてちょっと思うのは、冷却温度は何度がいいのか?ってこと。
今は冬なので、-10度だろうが下げられますが、夏場、外気が20度くらいの場合、-10度は厳しいよね?じゃ、0度くらい?冬場はほとんど冷却要らないよね。
できれば、同じ温度で撮影した方が、バイアスにしろダークにしろフラットにしろ、共通で処理できるので手間が省けていい。
となると、やはり0度付近になるのかな。
うーん、どんな感じなんだろう。
夏に合わせて0℃運用してます。
返信削除冬場は夜が長いけど、ほとんど冷却してないのでバッテリ長持ち。
夏場は夜は短いけど、ガンガン冷却なので、バッテリはギリギリ。
って感じです。
けむ殿、そうですよねー。
削除やっぱり、0度運用が現実的ですよね!
冬場より、夏場が鬼門というのも了解です。
相対温度-30度って年間平均でみると、基準の取り方で微妙に足りないことも無きにしもあらずと。
冬場だとほぼ冷却なしでも0度ならいけますもんね。