WOS71試写

2018年1月11日木曜日

2018年1月9日(火)
寒波がやってくる前に晴れ間を狙って久々に遠征してきました。
WOS71のシステムはこんな感じになりました。


鏡筒を固定しているマルチプレートはC9.25と共有です。
制御用のINDIサーバーはRasPi3上のUbuntuで稼働してます。GPS搭載なので時刻、位置情報もGPSDで取得します。
Wifiのアクセスポイント搭載でリモートのクライアントPCから制御します。
電源ボックスはDC12V入力でUSB 5Vを複数供給できるようにカーチャージャーを改造しました。
RasPi3の電源やヒーター、カメラ電源に使用してます。
ガイド鏡はQHYCCDのminiGuideScopeです。口径30mm/焦点距離130mmの小型鏡筒。C/CSマウントなので手持ちのセキュリティカメラが付けられます。

で、庭撮りでの事前練習の甲斐あって、この日は特に問題なく動作しました。


M45 おうし座 プレアデス星団


William Optics WOStar71II
Celestron Advanced VX
QHYCCD miniGuideScope
RasPi3 INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO3200, 180sec x 9枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。

これこれ、撮りたかったカット。
実はバーティノフマスクを忘れて目視の山勘ピントという(^^;
が、まぁまぁ合ってるっぽいです。
多重露光でガス雲をもっと引き出してもいいのかもしれません。
シュミカセと比較して露出時間に余裕があるので撮り方を研究してみようっと。


M42 オリオン座 オリオン大星雲


William Optics WOStar71II
Celestron Advanced VX
QHYCCD miniGuideScope
RasPi3 INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X5i改
ISO3200, 180sec x 10枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。

赤いカメラで撮影。
これくらいの引きで撮るオリオン大星雲は初めてかも。
次は多重露出コンポジットでもう少し全体をあぶり出したいなと。
周辺星像も文句なし。WOS71のおかげです。


Windows版のKStarsもオートガイドも思った以上に上手くいったので、システムの動作は問題なさそうです。
まだ撮り方がよく分かってないのでもう少しキリっと写せるように練習あるのみ!

オリジナル 基板頒布

オープンソースの架台制御ソフト、OnStepのハードウェア実装基板などの話題です。


頒布状況 2024/10/3
○ OnStep基板 Rev2.1
× OnStep基板 Rev3.0
○ GBC-SHC 基板 Rev1.0
頒布ご希望の方はこちら、基板頒布のお知らせ をご覧ください。

このブログを検索

Blog Archive

QooQ