ファインダー調整

2013年12月3日火曜日

自動追尾の望遠鏡はアライメントをちゃんとしないと追尾がずれてくる。
今のところ3つの星からアライメントをする方法を取っているんだけど、慣れないと結構大変な作業だったりする。
手順としては、
  • ファインダーで目標星を中央に捕らえる。
  • アイピースを覗いて、視界に目標星が入っているかを確認する。
  • 入っていなければコントローラで動かして星を見つける。
  • 視界に入ったらENTERキーを押し、微動モードになるので視界の中央に目標星を誘導する。
  • 視界中央にきたらALIGNキーを押しアライメントを確定する。
これを3回行うわけだ。

アライメントのために目標星をいかにすばやく視界に入れるかがポイントなんだけど、ファインダーがいい加減にずれていると、視界に入れるのさえ難しくなる。
なかなか星が見つからないとだんだんイライラしてきて健康にもよろしくない(笑)
なので、明るいうちに鏡筒とファインダーの調整を行っておけば導入もスムーズになる。

ところで、、、
ファインダーには向き合わせをするための調整ねじが2箇所ついている。
ファインダーを覗いた状態で見て、左右方向と上下方向の向きを調整できる。
ただ、このファインダー。つくりがとてもチープ。
取り付け用の台座も適当に付けているような感じ。
それでも、向き合わせのねじで調整できればそれでいいんだけど、、、、調整範囲を超えてゆがんでいることがある。
実際、うちのがそうだった(´・ω・`)
鏡筒視野と照準に目標星が合うように調整すると、、、写真のとおり。
ファインダーの左右方向の調整が限界まで振っている。

これはそもそも台座とファインダーの取り付けがイイカゲンで、そのゆがみをファインダーで無理やり調整しようとしていることに問題がある。

で、台座側をはずして傾きを調整した。
この台座、ねじ穴にかなりの遊びがある。
この遊びを利用して、ファインダーの偏りと反対方向に台座をずらしてやる。
台座をしっかりとねじ止めして、ファインダーを再調整(^^)

そのうち、ちゃんとした光学系のファインダーを付けてみたいなぁ。
カメラ付けてオートガイドもどきもやってみたい。
こういうメンテナンスも楽しいもんだなー。


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