多少の煩雑さはあるけど本体無改造でできるよバージョン(・∀・)
使用するのはこれ
SBRBT-S
http://www.runele.com/ca1/10/p-r1-s/
と、Bluetoothドングル。Planex BT-Micro3E2X。
在庫処分で700円だった。
あと、スマホまたはタブレット。私はNexus 7 (2012)を使っている。
アプリのSkySafariも必要。有料だけど、私の様に星図が頭に入ってないど素人の星見には強い味方、お勧めアプリ(・∀・)
さて、SBRBT-S は232Cコンバータが載っているので、232Cポートにそのまま接続できるようになっている。つまり、NexStarSEシリーズに付属のHC-232Cケーブルをそのまま使用できる。
NexStar側と通信するためにSBRBT-S側に1箇所だけ改造が必要になる。
232Cの信号線RTSとCTSをショートさせておく。
写真の赤丸7番8番ピンがそれ。
単純に半田と短線でショートさせている。
基板に供給する電源は、Mini-B USBコネクタが付いているのでモバイルバッテリーから供給することで解決する。
消費電力は基板に刺すBTドングルの消費電力に依存する。
以上で完成!!
で、
SBRBT-SにBTドングルを刺して電源を供給する。
NexStarSEの電源を入れる。
NexStarのアライメント行っておく。
SkySafariからの使い方は、
- 最初にスマホをSBRBT-Sとペアリングしておく。
- SkySafari設定->Telescope->Setup 項目の中の Connect via Bluetooth をタップ、ペアリングしたSBRBT-Sを選択する。
- 設定を抜けて、メイン画面のScopeからConnectをタップ。
- ちゃんとペアリングできていれば認識音と共にコントロールが使用できるようになる。
でもって、星図内からターゲットを選んでGotoをタップすれば自動導入される。
自動導入の動きを見ていると、ターゲットへ近づくと速度を落とし、いったん、行き過ぎてゆっくり戻るような動作をする。恐らく、バックラッシュを吸収するための動きだと思うけど、ちゃんとマーカーが動いてくれるのが面白い。
鏡筒の座標はリアルタイムでSkySafariにフィードバックされるので、HCで動かしてもマーカーはちゃんと追尾してくる。
ビジュアルでターゲットを選べるインパクトはとてもいい。
ノートPCを持ち歩かなくてすむのもいい(・∀・)
あとは、SBRBT-Sを適当なケースに入れて持ち歩けばOK。
以上、本体無改造でBluetoothワイヤレスコントロールできるようになった。
が、しかし。
やっぱ配線やらモバイルバッテリーやら煩雑だ(^_^;
なんとかしよう。。。
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記事の通りに丸々コピーして作動できました
返信削除ありがとうございます!
ラズベリーパイには手を出せませんがwin8タブレットで運用したいと思います
MASAさんこんばんは。
削除お役に立てて幸いです(^^)
ワイヤレス&タブレットでの自動導入をどうぞ堪能してください\(^o^)/
最近はめっきりマニアックな路線にハマり込んでますが(^_^;、
敷居の低いネタも織り交ぜたいと思います。
お互いによい星見ライフを!
初めまして、けんちゃと申します。
返信削除SkySafariで検索して貴ブログにたどりつきました。
教えて戴けませんか?
タブレットから自動導入したくて同じ基盤を購入、Bluetoothドングルを挿してシリアルポートが出来るところまでは出来ました。RTSとCTSをショートもしました。SBRBT-SのLEDを見ていると赤道儀(MTS-3SDI+)との接続動作をしているようで点滅していますが接続出来ませんでした。
マニュアルを後から読んでみてフロー制御がハードウェアで有ることを知りました。現在の優先での接続はフロー制御無しで自動導入が出来ています。
SBRBT-Sのフロー制御を変更するにはコンパイルする必要があると書いてあり、私には出来ない事だと知りました。基板の購入先ではサポートはしていないと言われました。
のりきゅうさんはそのままで動作しているのでしょうか、それともご自分でコンパイルされておられるのでしょうか?
宜しくご指導くださいます様お願いいたします。
けんちゃさん、こんばんは。
削除のりきゅうとう申します。
早速、ご質問の件ですが、SBRBT-Sはオリジナルのファームのままで何もいじっていません(^^)
フロー制御ですが、SBRBT-S側のRTSとCTSをショートすることによってフローフリーになるので特に問題はないと思います。
ペアリングとCOMポートができている状態ならPCからSBRBT-Sは認識できている状態かなと思いますが、
接続はPCにて行っているのでしょうか。
他にチェックすべき点としては、シリアルの通信速度くらいです(^^;
[PC]----[SBRBT-S]
[SBRBT-S]------[赤道儀]
どの部分がネックになっているのか切り分けた方がいいと思います。
あまりお役に立てずすみません(^^;
のりきゅうさま
削除早速のご回答有り難うございました。
>SBRBT-Sはオリジナルのファームのままで何もいじっていません(^^)
フロー制御ですが、SBRBT-S側のRTSとCTSをショートすることによってフローフリーになるので特に問題はないと思います。
このことが知りたかった事柄です。
パソコンからはCOMポートが出来ていることを確認しています。通信速度はデフォルトの9600や2400など、双方とも同じ速度でテストしていました。
また弄ってみます。有り難うございました。
けんちゃさん、こんにちは。
削除通信速度はMTS-3SDI+側もSBRBT-S側も9600が都合よさそうですね。
あと気になる事は、232Cケーブルのストレート/クロスくらいでしょうか。
通信を確認するにはSBRBT-Sの232C側を232C-USBコンバータを使ってPCに戻してターミナルソフトで通信してみるのも一つの手ですね。
送信側、受信側のターミナルをそれぞれ立ち上げて、送受信各々COMポートを指定、接続、送信側で文字を打ち込み受信側に出てくればOKです。
のりきゅうさん、今晩は。
削除ヒントを有り難うございます。
232Cケーブルのストレート/クロスの違いは全く考えていませんでした。MTS-3SDI+とTEMMA2とで試したのですが、どちらも雄雌ちょうど良く接続出来たのでした。クロスケーブルで繋ぐことを試してみます。
今日は一日生け垣の剪定で何もテストしていませんでした。