NexStarワイヤレスコントロール(2)

2013年12月21日土曜日


多少の煩雑さはあるけど本体無改造でできるよバージョン(・∀・)

使用するのはこれ

SBRBT-S
http://www.runele.com/ca1/10/p-r1-s/

と、Bluetoothドングル。Planex BT-Micro3E2X。
在庫処分で700円だった。

あと、スマホまたはタブレット。私はNexus 7 (2012)を使っている。
アプリのSkySafariも必要。有料だけど、私の様に星図が頭に入ってないど素人の星見には強い味方、お勧めアプリ(・∀・)

さて、SBRBT-S は232Cコンバータが載っているので、232Cポートにそのまま接続できるようになっている。つまり、NexStarSEシリーズに付属のHC-232Cケーブルをそのまま使用できる。

NexStar側と通信するためにSBRBT-S側に1箇所だけ改造が必要になる。
232Cの信号線RTSとCTSをショートさせておく。
写真の赤丸7番8番ピンがそれ。
単純に半田と短線でショートさせている。

基板に供給する電源は、Mini-B USBコネクタが付いているのでモバイルバッテリーから供給することで解決する。
消費電力は基板に刺すBTドングルの消費電力に依存する。

以上で完成!!

で、
SBRBT-SにBTドングルを刺して電源を供給する。
NexStarSEの電源を入れる。
NexStarのアライメント行っておく。

SkySafariからの使い方は、
  • 最初にスマホをSBRBT-Sとペアリングしておく。
  • SkySafari設定->Telescope->Setup 項目の中の Connect via Bluetooth をタップ、ペアリングしたSBRBT-Sを選択する。
  • 設定を抜けて、メイン画面のScopeからConnectをタップ。
  • ちゃんとペアリングできていれば認識音と共にコントロールが使用できるようになる。
矢印キーで上下旋回できるし、レートのバーを動かせば微動もできる。
でもって、星図内からターゲットを選んでGotoをタップすれば自動導入される。
自動導入の動きを見ていると、ターゲットへ近づくと速度を落とし、いったん、行き過ぎてゆっくり戻るような動作をする。恐らく、バックラッシュを吸収するための動きだと思うけど、ちゃんとマーカーが動いてくれるのが面白い。
鏡筒の座標はリアルタイムでSkySafariにフィードバックされるので、HCで動かしてもマーカーはちゃんと追尾してくる。

ビジュアルでターゲットを選べるインパクトはとてもいい。
ノートPCを持ち歩かなくてすむのもいい(・∀・)

あとは、SBRBT-Sを適当なケースに入れて持ち歩けばOK。

以上、本体無改造でBluetoothワイヤレスコントロールできるようになった。

が、しかし。
やっぱ配線やらモバイルバッテリーやら煩雑だ(^_^;
なんとかしよう。。。



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