新環境のテスト

2017年9月20日水曜日

台風一過。
小さな雲が流れる程度の久々の晴れ夜空。
観測地へ突撃してきました。いやはや、久々\(^o^)/

今回の目的は新環境のテストが主です。
雨と曇りのおかげでたっぷりとれたメンテの成果ですが、ザッと挙げると、、、
とまあ、テスト項目が多すぎ(^^;
3時間ほど機器調整に費やしました。

Intel Stickでの運用は問題なく安定していました。
USB化したAVXのコントローラも問題なく動作しましたし、新ライブラリも今のところは問題が出ていません。
Moonlite化した自作のフォーカサーもばっちり動作しました。
導入~撮影に関してはこれまで通りに作業でき、問題がないことを確認しました。

問題があったのはGPSから取得する情報をINDIに反映することができませんでした。
時間と位置情報が取れなかったので試行錯誤したのですが結局ダメ。
手動で設定して後のテストを実施しましたが、帰ってから調べると、gpsdが上手く動作していないことが原因のようでした。

で、問題児は ModemManager らしく、サービスを無効にしました。

# sudo systemctl stop ModemManager.service
# sudo systemctl disable ModemManager.service

これでOKと思いきや、今度はNTPdが停止していたようで、GPSからの日時情報がシステム時刻に反映されていませんでした。
うーん、アップデートした時におかしくなった模様。。。(^^;
シュウセイシテオキマシタ。。。。

今回のテストの目玉は何といっても、X9iでの実践撮影です。
gphoto2のライブラリにX9i(800D)のエントリを追加して撮影を行ってきました。

画質やダークの特性などはまた時間を取って調べたいと思いますが、とりあえず、撮影した1枚を貼っておきます。

Celestron C9.25-XLT
 + STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
Intel StickPC INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO3200, 180sec x 8枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。

感じとしては、感度が上がり、アンプノイズもX6iに比べて大幅に減少したのが大きいです。
トータルで画質の向上が見られるので、画像処理も荒れずにすんで作業がしやすい感じです。
やはり新しいカメラはイイ!


オリジナル 基板頒布

オープンソースの架台制御ソフト、OnStepのハードウェア実装基板などの話題です。


頒布状況 2024/10/3
○ OnStep基板 Rev2.1
× OnStep基板 Rev3.0
○ GBC-SHC 基板 Rev1.0
頒布ご希望の方はこちら、基板頒布のお知らせ をご覧ください。

このブログを検索

Blog Archive

QooQ