極軸望遠鏡用 簡易明視野照明

2014年2月28日金曜日

今日は雨模様で夜はどん曇り。
星見はお休みして工作に励む。

で、タイトルのとおり簡単な明視野照明を作ってみた。
仕組みは、赤色LEDを可変抵抗で調光してやるだけの簡易版。極軸合わせにしか使わないのでパルス幅変調(PWM)までするのはコストの割りに合わない(^_^;
取り付け簡単、手元で明るさ調整、ってな感じで作ってみる。

極軸望遠鏡の対物側の穴のサイズを測ると、内径が34mm。
ホームセンターを物色してサイズの合う管を見つけてきた。
素材はこれ。
「未来工業 FPVEアダプター FPVE-28A」
なんだか名前がかっこいい!
建物の配電管に使われるジョイントアダプターだ。
これの細い方がちょうど直径34mmになる。
とりあえず、こんな感じにぶった切る。


次に赤色LEDの加工。
3mm径のLEDを使用した。極軸望遠鏡用の照明は明るくなくていいので、小さめのLEDを選択。
LEDの樹脂面を紙やすりでまんべんなくこすり、つやを消す。これで、指向性の光が乱反射してぼやっと光るようになる。
このLEDは定格25mA。駆動電圧は3Vにするので、定格を超えないように3V/0.02A=150Ωの固定抵抗をはさんでおく。


アダプターに穴を開け、LEDを通す。
配線が引っ張って抜けないように、予備穴を開け、ステッチで止める。
LEDの配線は40cmほど伸ばしておく。

お次は電池ボックスを作る。
手でグリップしてボリューム操作しやすいように、100均で見つけたコインボックス(1円玉50枚用)を使う。
中身はいたって簡単。
LR44ボタン電池2個から、10Kのボリュームを通してLEDへ配線するだけ。
今回は奮発してスイッチ付きのボリュームを使用したのでスイッチ配線もしておいた。
ボタン電池が飛び出さないように、緩衝材を入れておく。




完成!


こんな感じで使用する。
極軸穴に、カポッとジャストフィット。
電池ボックスがスティック状なので、握りやすく片手で操作できるのがgood!

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