おとめ座銀河団

2018年3月18日日曜日

新月期の快晴夜。
仮眠を取りつつ撮影してきました。
今回は春の銀河団の撮り方を調べるのが目的です。

まずは定番。

Markarian's Chain おとめ座銀河団

William Optics WOStar71II
Celestron Advanced VX
QHYCCD miniGuideScope
RasPi3 INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO6400, 240sec x 13枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。

C9.25では絶対に撮れない景色が撮れちゃうのが面白い。
拍子抜けなくらい画像処理で苦労することもなく、銀河団が浮かび上がりました。
このくらいの露出であれば十分と言うことでしょう。
ISO3200で倍の時間我慢するとなるとちょっときつめかもしれません。その分枚数撮るかトレードオフでしょう。
M84-M88-M87 を入れる写野で丁度良いバランスでした。
いやほんと、沢山写ってますね~。


M100 おとめ座銀河団

William Optics WOStar71II
Celestron Advanced VX
QHYCCD miniGuideScope
RasPi3 INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X9i
ISO6400, 240sec x 15枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。

かみのけ座にある銀河でおとめ座銀河団を構成する天体です。
マルカリアンのすぐ近くで、画角的にM99も収まりました。
M100もM99もきれいな渦巻銀河ですね。
C9.25筒で単体撮影も良さそうです。
こんな感じで広く撮ると、写り具合が一度に確認できるので、長焦点で狙う時の参考になります。
今回の写りを参考にC9.25で狙ってみようっと。

全体的に写りに関しては大きな不満はありません。
端でもしっかり写るのはうれしい限りです。
ややガイドが甘かったので次回は露出パターンも含めて調整してみたいと。
今なら気温も低いので、カメラノイズが増える前に撮り方をマスターしたいです。


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