オリジナル OnStep基板 Rev2.x +Focuser

<ナビゲーション>
オリジナル OnStep基板 Rev2.x
オリジナル OnStep基板 Rev2.x +ESP-WROOM-02
オリジナル OnStep基板 Rev2.x +Focuser
オリジナル OnStep基板 Rev2.x +Bluetooth

+フォーカサードライバ実装

ベース実装に加え、フォーカサー用のドライバを実装する場合のパーツ等の情報です。



パーツ表

記号
番号
パーツ名備考
-モータードライバ
DRV8825
DRV8834など
1フォーカサー用
モーターの電源はDCINと5Vを選択できます。
ステップ設定などは裏面のジャンパで指定します。TMC2100なども実装可能です。
丸ピンソケット化推奨
C3コンデンサ
100μF
1耐圧25V以上あればとりあえず。
J7ヘッダピン 2P1Teensyからの制御線を接続するためのピン
STEP、DIRを引き出す。
J10, J11ヘッダピン 4P1モーターへ接続するラインを引き出す。
-丸ピンソケット(1列) 8P2モータードライバ用
秋月 丸ピンICソケット(1列)
-丸ピンIC連結ソケット(1列)8P2モータードライバ用
秋月 DIP連結ソケット(1列)

部品実装


フォーカサー用のドライバはDRV系を想定しています。

VMOTに入力する電源を DCIN または 5Vのどちらにするか切り替えられます。
基板裏面の JP6 の3ピンジャンパ真ん中のピンを DCIN 側か +5V側にはんだショートさせてください。

また、マイクロステップの設定はTennsyで制御せず、ハードワイヤーで指定します。
同じく基板裏面の JP3, JP4, JP5 がそれぞれ M0, M1, M2 に対応しています。
ショートさせるとPullUpになるので、必要なマイクロステップ動作になるように設定してください。

モーター制御のためにドライバの STEPピン と DIRピン を Teensy に接続する必要があります。フォーカサー制御ピンはTeensy裏面の 31番, 32番が割り当てられています。

31番 = STEP
32番 = DIR

該当ピンから配線を引き出して、J7ヘッダピンの STEP と DIR にそれぞれ接続します。

モーターとの接続は J10, J11 の 4ピンで行います。それぞれ、ドライバのモーター制御ピンにつながっています。



Config設定

OnStep上でFocuser制御を有効にします。
Config.h内の AXIS4 FOCUSER 1 セクションで設定します。

#define FOCUSER1                      ON //    OFF, ON to enable this focuser.                                               Option
#define AXIS4_STEPS_PER_MICRON        0.5 //    0.5, n. Steps per micrometer. Figure this out by testing or other means.      Adjust
#define AXIS4_STEP_RATE_MAX           8.0 //    8.0, n, (millisec.) Min. ms/step depends on processor. In DC mode, PWM freq.  Adjust

FOCUSER1 を ON にします。
AXIS4_STEPS_PER_MICRON 値は 1ステップ当たりのフォーカス移動量(μm)を指定します。実際にステップ動作時のフォーカス移動距離を計測して計算してもいいですが、数値に特に意味はないので、目安として使用する程度ならデフォルトのままでも構いません。
スマホアプリの OnStep2 ではフォーカサー位置がμmで表示されます。


オリジナル 基板頒布

オープンソースの架台制御ソフト、OnStepのハードウェア実装基板などの話題です。


頒布状況 2024/4/2
○ OnStep基板 Rev2.1
○ OnStep基板 Rev3.0
○ GBC-SHC 基板 Rev1.0
頒布ご希望の方はこちら、基板頒布のお知らせ をご覧ください。

このブログを検索

Blog Archive

QooQ