梅雨の合間に

2016年6月28日火曜日

気が付いたら、こんなものが机の上に置いてありました。


STARIZONA社 SCT Corrector
シュミカセ用の 0.75x レデューサー&コマコレクタです。
探し回ってようやく入手できました。

Celestronの0.63xレデューサーは既に所有しているのですが、写りが小さくなりすぎず、かつ、コマコレ兼用で周辺像もちゃんと写ることを期待してみました。
これを付ければF7.5になるので露出も稼げます。
上手くいけば、常用できるかな?

さて、これをオフアキ経由で取り付けるのですが、このレンズのバックフォーカスが90.3mmになっています。
EOSのフランジバックが44mmなので、90.3 - 44 = 46.3mm
レデューサーの端から、OAG、Tリングまでの距離を46.3mmに収める必要があります。
現行のシステムに取り付けてみるとこんな感じ。


実寸で54.5mm。-8.2mm短くする必要があります。
とりあえず、Tリングを薄型に変えて接続を調整すれば丁度収まりそうです。

ところが、これだけでは終わらず、
光路長が変わるということは、OAGのガイドカメラ側も同じ長さだけ短くする必要があります。
現行のガイドカメラの接続はほぼギリギリの調整をしていて、間に入っている薄型ヘリコイドでピントを出すようになっています。
ヘリコイドが無いとシビアなピント調節ができないので、これは外せない。。。
あと短くできるとすれば、接続アダプタを薄くしたり省略するしか方法がありません。

で、あれこれごそごそやった結果、なんとかピントが出る接続ができました。


ガイドカメラもケースを変更しました。(中身は同じです)

鏡筒に取り付けると、レデューサーの部分は完全にクレイフォードの中に納まってしまいます。
この状態でOAGの可動範囲も確保できて、ガイドカメラのピント出しもできるようになりました。
なかなか面倒な調整でしたが、次の晴れ間が楽しみです(^^)

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