2016年11月16日(金)
新月期に入り初の快晴の夜。
明日からは雨がぱらつく予報の為、今日は行かねばなるまいと気合を入れて出撃しました。
今日の目的は、STARIZONA SCT x0.75を使った長時間露出の評価です。
冬場はセンサーがよく冷えるので熱ノイズが少なくて済むのですが、ざらつき感はあまり変わらないので、露光時間と映り具合(ブレ)、画質の折り合いがつくところを探ってみます。
というわけで、表題ですが実は1年前に同じものを撮ってます(^^)
M1 おうし座 超新星残骸 かに星雲
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+ RasPi3 lin_guider
Canon EOS Kiss X5i 新改造版
ISO3200, 420sec x 9枚
StellaImage7, Paint.net
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
星雲部分をトリミング。
前回と同じ構図ですが、感度を下げ露出時間を延ばしました。
SI7で処理するうえで、やはり、ざらつき感が少なく、背景処理などで困ることなく作業できました。
露出が300s->420sで約1.5倍ですが、ややエッジがあまい星像になる以外は大きく太ることもありません。
ただ、ガイドの質に左右される感は否めません。実は12枚撮影したのですが、うち3枚が没でした。原因は風によるガイドのブレで星像がいびつになっていました。
長焦点であるのもそうですが、ぶれやすさは対策しづらいので何ともはや、、、、
ひとまず、ISO3200 420s露出はOKが出せる範囲でしょう。
もう一つ感度を下げるとすると撮影枚数をもっと増やさないとマユの形まで出ないかもしれません。
馬頭星雲 オリオン座
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+ RasPi3 lin_guider
Canon EOS Kiss X5i 新改造版
ISO3200, 420sec x 5枚
StellaImage7, Paint.net
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
撮影時間の関係で5枚しか撮れませんでした(^^;
枚数が少ない分、粗いです。
が、M1と同じく、ISO3200であれば、ざらつきが処理を邪魔しない程度になんとかなったようです。
赤い星雲の中にある、帯状の明るい部分も強調できました。
粗さは残ったままなので、撮影枚数を増やさないとだめですね。もっとスムースな雲に処理できるはずです。
次回への課題とφ(..)メモメモ
フレアやゴーストが盛大に写ってますが、こういうのを避けるにはどうしたらいいんでしょう(^^;
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