AVXオーバーホール+おまけ

2022年5月9日月曜日

カレンダー通り仕事だったのでむしゃくしゃしてやった。
反省はしていない。
はい!意味が分かりません。

うちのAVXは初出が2014年2月、すでに8年稼働していることなります。
その間にベルトドライブ化しましたが、基本的に軸周りはいじってません。
そんなわけで、ここはいっちょオーバーホールしてグリスを新調するかと半日かけてCelestron AVXをバラしてみました。

完全にバラすには、ちゃんと手順があるので予習は必須です。
Youtubeに海外のユーザーの分解動画があるのでしっかり見ておきましょう。
かに目レンチが必要なのをすっかり忘れてました。代用として先の曲がったラジオペンチを使いましたとさ。

DEC軸コンポーネントをオーバーホールする写真がないので、RA軸コンポーネントの作業を写真でちょっと出し。

ウォームギアを外したところです。グリスが真っ黒!しかも硬い!
こりゃ洗浄してグリスアップだね。。。。

下側を開けたところ(極軸望遠鏡側)
中にボールベアリングが入ってます。これも取り出してたっぷりグリスアップしてあげます。

とりあえず本体軸受け、軸本体、ウォームホイールに分解。
ニチャニチャのグリスをパーツクリーナーで落として、ギアの隙間は刷毛でキレイキレイに。

ピカピカです。軸やホイールのすり合わせ面に傷や偏減りなどが無いか確認しておきます。
軸とウォームホイールを組み付けるときは必ず、すり合わせ面をグリスアップしてから組付けます。ガッチガチに寸法を合わせているので、ちょっとでも噛み込むと全く抜けなくなります。
今回は手持ちのリチウム系のグリスを塗りたくりました。

あとは逆手順で組み上げていくだけ、、、
軸と軸受けのすり合わせ面はすべてグリスアップしていきます。塗り忘れの無いように。
あと、ガタが無いように、場所によっては締めすぎないようにしなければならなかったり、調整しながらの組付けになります。
ウォームギアの取り付けも、押しねじ、引きねじで根気よく調整していきます。

結局、全バラ再組立てで6時間かかりました(^^;

で、ついでに、RA軸側もベルトドライブ化しました。
以前から、部品は入手してたんですが、うちのAVXは当たりらしくRA軸のバックラッシュがほとんどないという代物だったため、ずっと交換せずにいました。
今回、オーバーホールすると、ウォームホイールとの当たりを再調整することになるので、バックラッシュの状態も変わってしまいます。
んじゃベルトドライブ化しようとなったわけです。

方法は以前のまとめの通り。
プーリーとベルトに組み替えて、モーターからの配線をスワップしてできあがり。 

テストはまた今度。

あーちかれた。

 

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