お盆休みはしっかり休みました。のりきゅうです。
さて、ここで書いたindipolarを動かす環境ですが、環境によって調整が難しい面があります。
旧Rasbian系 Raspberry Pi OS 環境で pip を使ったインストールをすると、ツール類が色々古かったり、足りなかったりとややこしいことこの上ない状況です。
特に鬼門は OpenCV (^^;
なので、ここで書いたことは一旦、忘れてください(^^)/
で、手抜きをします。
というか、ふと気が付いたのでやってみたら上手くいった方法です。
前準備
ネット接続して、最新環境へ update & upgrade しておきます。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
一旦、リブート
$ sudo reboot
indipolar を起動してみる
indipolarを置いてるディレクトリに移動して、とりあえず、indipolarを起動してみます。
$ python3 ./indipolar.py
これで起動したらおめでとうございます!
必要なライブラリ群はインストール済みです!
もしエラーが出る場合は、ケースに従ってライブラリをインストールしてください。
後、再度 indipolar を起動して、エラーがなくなるまで繰り返してください。
エラーになるケース
ModuleNotFoundError: No module named 'cv2'
と、言われた場合。apt でビルド済みの OpenCV パッケージを入れます。
$ sudo apt install python3-opencv
ModuleNotFoundError: No module named 'PyIndi'
と、言われた場合、必要なライブラリと PyIndi をインストールします。
情報はここにあります。INDI Python Programming
$ sudo apt install swig libz3-dev libindi-dev libcfitsio-dev libnova-dev
$ pip install pyindi-client
ModuleNotFoundError: No module named 'astropy'
と、言われた場合、aptでビルド済みの astropy をインストールします。
$ sudo apt install python3-astropy
ModuleNotFoundError: No module named 'PyQt5'
と、言われた場合、aptでビルド済みの PyQt5 をインストールします。
$ sudo apt install python3-pyqt5
ひとまず上記のように少しずつ対応すれば、動かす環境にたどり着くはずです。
上記、手順で AstRPi, Raspberry Pi OS(buster), Ubuntu 22.04 にて、動作を確認しました。
ちなみに、apt でインストールされている python3 モジュールは、
$ sudo apt list --installed | grep python3-
で見ることができます。
pip の一覧を見るには、
$ pip list
で、モジュール名とバージョンが出ます。
OpenCVがなかなか難しいですね。
返信削除インストールできるまで至りません。
それよりもEKOSにも同じような機能があるっぽいのですがご存知でしょうか?
天気さえ良ければ試してみようと思うのですが。
苦戦されているようですね。
削除一度、素からAstRPiを入れたSDで試してみるのはどうでしょう。
EkosにもPolar Alignment機能はありますね。
最近、新しくなったと思いますが、それはまだ試してません。
Ekosの極軸合わせ機能は3回目の大幅変更だと記憶します。
以前のものを試したこともあるのですが、どうも今一つ分かりにくかったので使いませんでした。
新しいバージョンはUIが変わったものだと理解しています。
アルゴリズムも同じものだと思います。