indipolar を動かす環境を作る

2022年8月17日水曜日

お盆休みはしっかり休みました。のりきゅうです。

さて、ここで書いたindipolarを動かす環境ですが、環境によって調整が難しい面があります。
旧Rasbian系 Raspberry Pi OS 環境で pip を使ったインストールをすると、ツール類が色々古かったり、足りなかったりとややこしいことこの上ない状況です。
特に鬼門は OpenCV (^^;

なので、ここで書いたことは一旦、忘れてください(^^)/ 



で、手抜きをします。
というか、ふと気が付いたのでやってみたら上手くいった方法です。

前準備

ネット接続して、最新環境へ update & upgrade しておきます。

$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade

一旦、リブート

$ sudo reboot


 

indipolar を起動してみる

indipolarを置いてるディレクトリに移動して、とりあえず、indipolarを起動してみます。

$ python3 ./indipolar.py

これで起動したらおめでとうございます!
必要なライブラリ群はインストール済みです!

もしエラーが出る場合は、ケースに従ってライブラリをインストールしてください。
後、再度 indipolar を起動して、エラーがなくなるまで繰り返してください。

エラーになるケース

ModuleNotFoundError: No module named 'cv2'

と、言われた場合。apt でビルド済みの OpenCV パッケージを入れます。

$ sudo apt install python3-opencv

ModuleNotFoundError: No module named 'PyIndi'

と、言われた場合、必要なライブラリと PyIndi をインストールします。
情報はここにあります。INDI Python Programming

$ sudo apt install swig libz3-dev libindi-dev libcfitsio-dev libnova-dev
$ pip install pyindi-client

ModuleNotFoundError: No module named 'astropy'

と、言われた場合、aptでビルド済みの astropy をインストールします。

 $ sudo apt install python3-astropy

ModuleNotFoundError: No module named 'PyQt5'

と、言われた場合、aptでビルド済みの PyQt5 をインストールします。

 $ sudo apt install python3-pyqt5


ひとまず上記のように少しずつ対応すれば、動かす環境にたどり着くはずです。 

上記、手順で AstRPi, Raspberry Pi OS(buster), Ubuntu 22.04 にて、動作を確認しました。

ちなみに、apt でインストールされている python3 モジュールは、

$ sudo apt list --installed | grep python3-

で見ることができます。

pip の一覧を見るには、

$ pip list

で、モジュール名とバージョンが出ます。


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