昨日は約半分の月が出て、空も明るい夜でしたが、雲の心配がないほどの秋晴れの宇宙。。。と言うことで、空が白むまでガッツリと観測三昧をしてきました。
これまで、水平出しや極軸調整など手を抜かず設置を丁寧にすること、それと、鏡筒のバランスをちゃんと取るということなどを一つひとつやってきました。
これらの成否が自動導入やガイド撮影に大きく影響していることがよく分かりました。
おかげで最近は、自動導入でのターゲットの誘導がほぼドンぴしゃ中央に決まります。
さて、結構たくさんの写真を撮ったのですが、写り具合のチェックやピント追い込みのテストを兼ねていたので、処理できそうなのは半分くらい。
気温は15度前後と低かったのでカメラノイズは軽くて済んだようです。
また今回は、レデューサーを入れて多く撮影したので、処理時にフラットフレームの補正が必須になります。
フラットフレームの出来によってはうまく補正できないこともあり、丸一日悩みました(^_^;
M27 亜鈴星雲
Celestron Nexstar 6SE
+NexGuide
Canon EOS Kiss X6i
ISO1600, 180sec x 4枚
RegiStax6にて処理
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
前回の撮影は条件が悪すぎたので雑な絵になってましたが、今回はISO感度を下げてるにも関わらずよりディテールが出てます。
M31 アンドロメダ銀河
Celestron Nexstar 6SE
+NexGuide
+Reducer F6.3
Canon EOS Kiss X6i
ISO1600, 420sec x 3枚
RegiStax6にて処理
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
レデューサーを入れてます。
処理途中の写真で、フラットフレームをミスして出来がいまひとつです。
露光時間は7分なんですが、端の方も大きく流れている様子はありません。
雲状の模様がでてよかった(^_^;
M42 オリオン大星雲
Celestron Nexstar 6SE
+NexGuide
+Reducer F6.3
Canon EOS Kiss X6i
ISO800, 120sec x 6枚
RegiStax6にて処理
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
夜中3時過ぎ、西の空に織姫、彦星を見送った後、東からオリオンが上ってきました。
低いISO値、短時間露光でくっきりと撮れるオリオン大星雲は迫力がありますね。
レデューサー入れて全体像がフレームに収まります。
月が近かったので暗い部分が飛んでしまったかもしれません。
もう少し頑張って、星雲のうねったディテールを写し込みたいです。
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