昨日は本当に久しぶり、恐らく2ヶ月ぶりの快晴の夜でした。
明るい月がありましたが、せっかくの快晴なので望遠鏡を立てました。
昨日は鏡筒やらオートガイドの調整、ピントの追い込み練習に時間を費やしました。
長時間露光しても月明かりで写んないしね。
今回は Celestron f/6.3 Reducer/Corrector のチェックも行いました。
M31アンドロメダ銀河のような大きな系を撮影する場合、望遠鏡の直焦倍率では入りきらないのでレデューサーで焦点距離を縮めて倍率を下げようと言うことです。
おまけにF10の鏡筒がF6.3になるんだから、撮影時間も稼げて一石二鳥ってな按配。
しかし、良い事ばかりではなく周辺減光の問題があります。
実際に昨日ためしに撮影した写真は減光がかなり目立つものでした。
というわけで、レデューサーの周辺減光について調べてみました。
●方法
鏡筒にレデューサー+カメラを接続し、秋晴れの青空を撮影して青空フラットフレームを比較する。
●撮影パターン
(2)レデューサーあり(天頂ミラー接続)
(3)レデューサーなし(天頂ミラー接続)
カメラ設定は、すべて同じ条件で撮影する。
●結果比較
(1)
(2)
(3)
Celestron NexStar 6SE
Canon EOS kiss X6i
Mモード, ISO800, 1/800s
リサイズのみ
(1)周辺にかなりの減光があります。トリミングで対応するか、フラット補正を掛けるかしたいところですね。
(2)周辺にかなりの減光があります。よく見ると中央付近にぼんやりとドーナツ状の輪が見えます。この輪は(1)では現れなかったので、レデューサーとカメラの接続経路が長くなったためか、経路上で反射か何かが起こってる気がします。
(3)目立つほどの大きな減光ではないので、フラット補正なしでもいいかな?と思えます。
レデューサー付きの方が同じISO、露光時間だと明るく撮れてるのが分かりますね。
アライメントや目視観測をするためにアイピースを付ける必要があるので、いつも(2)の接続で撮影してます。
輪っかが出るのが引っかかりますが、フラットフレームのパターンで対応できそうなのでとりあえず保留です(^_^;
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