モバッテリーとデジイチの関係

2017年7月16日日曜日

今日も薄雲り。
北極星が見えません!

ということで、工作が捗ります。

今日はモバイルバッテリーでデジイチを動かすバッテリーコンバータを作ってみました。
材料は、DC-DCコンバータ(XTU-SY-8)。どこで買ったか忘れましたが、何かに使おうと買ってそのまま眠っていたものです。
それとおなじみモバイルバッテリー。
canonのバッテリーカプラ。一応、純正です。

仕組みは簡単。
DC-DCコンバータで5V->7.2Vへ昇圧してカプラに供給します。
カプラをカメラのバッテリーへ装着すれば、モバイルバッテリーを使った外部バッテリーの出来上がりです。

作成上の注意ですが、
DC-DCコンバータは出力電流が十分確保できるものにしましょう。
意外と電流が流れます。
モバイルバッテリーからDC-DCコンバータへ流れる電流は、カメラの使用状態によって変動しますが、最大1.6Aほど流れるようです。
つまり、モバイルバッテリーは2A程度は流せるものでないとダメです。

ネットで調べると、カプラ出力電圧を8.0V以上にしないと安定しなかった旨の情報がちらほらありますが、私の場合7.2Vで問題なしでした。
恐らく、モバイルバッテリーの出力電流か、DC-DC-コンバータの出力電流が足りない状態で動かすと不安定になると推測します。
電圧を上げるのはあまりよろしくありません。十分な電流を流せるバッテリーやDC-DCを確保しましょう。
(※ちなみに、Canon ACアダプターキット ACK-E8 の出力電圧は実測7.6Vでした。)

カプラへはもう少し小さい電流になるはずですが、それでも最大1A近くは流れてるのではないかと推測します。

 

カプラを交換できるようにして、X9iのカプラも使えるようにしました。
X6i、X9iどちらでも動かせます。

で、バッテリーの持ちですが、X6iを使って5分露出をバッテリーが切れるまで繰り返し撮影して純正と比較してみます。

純正バッテリー 7.2V 1130mAh 撮影枚数41枚 約205分
モバッテリー 5V 5200mAh(3.7V) 撮影枚数61枚 約305分 80枚 約400分
(※再計測 2回平均に訂正)

だいたい1.5倍。んー、まあまあ。 2倍。いい感じ!
これなら、うまくやれば一晩バッテリー交換無しでいけそうです。


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