正月工作

2020年1月4日土曜日

12月、ポチリヌス菌に感染しポチポチした物たちが大量に届き、部屋が箱だらけになってました。
怖いですね。ポチリヌス(^-^;

で、天文関係で買ったのはコレ。
V-POWER2クレイフォードフォーカサーです。
これまでは、中古のクレイフォードを改造しながら使ってきましたが、上位の良いクレイフォードに交代となりました。
理由はDDG電動フォーカサーの回でも書いた通り、クレイフォード滑り解消のためです。

これまでは、笠井マイクロフォーカス接眼部を使用していました。
中古で入手したので安かったのですが、保持能力がやや弱く撮影部機材セット(コマコレ+OAD+ガイドカメラ+本カメラ)を付けた状態でを天頂方向へ向けると滑ることがありました。
テンションを調整しながら使ってたのですが、先のことも考えて投資することにしました。

同じく笠井のV-POWER2ですが、ショートバージョンを購入。SCT接続アダプタをつけて以前より10mm弱長くなりました。
ハンドルも太くがっしりしてます。

さすがに上位というだけあって剛性は半端ない感じです。たわみは感じられません。
ドローチューブを手で引っ張ってもビクともしません。
カタログ上8Kgまで耐えるとあるので納得です。
やはり高いだけあって造りが違うなぁ。
ピント合わせは粗動と1/10減速の微動。
同名の他社製品もありますが、全部同じOEMだと思われます。

造りはいい、動きもスムーズ。ただ、この巨大なVの部分、、、くり抜いてあって、中に収まったドローチューブが見えます。
このくり抜きは正直ビミョーかも、、、、(^^;
ゴミなんかが入るとややこしそうだし、、、遮光とか大丈夫かなと。

ハンドル裏面は調整用のネジがありますが、中2本はテンションもかかってないしユルユルなので調整とは無関係っぽいです。オプション取り付け用かと。
両端2本のイモネジと中央のネジ1本で押し引き調整をするっぽいです。

で、早速、、、
手持ちのアルミアングルを組んで電動フォーカサーを取り付けました。
がっちり付いて、稼働も問題ありません。
ついでにフォーカサーのプログラムも改良して、細かな動作ができるように調整しました。

とりあえず、フォーカサーの動作をチェックしたいのでDDGは取り外しています。
これで滑りが解消してスムーズなオートフォーカスが実現できればDDGも不要かなと思ってますが、せっかくなのでDDGの更なるブラッシュアップもしたいところです。



あと、OnStep基板の次バージョンを組むべく、Teensy4.0+TMC2130で回路組んだりしてました。
テストでは問題なく動作するものができてます\(^o^)/
DRV8825とTMC2130での動作確認はOK。
Teensy3.2、4.0どちらでも動きます。

次バージョンはESP8266の書き込みサポートを外そうか悩んでます。
というのも、OnStepのデフォルトピンマップ miniPCB2 ではサポートから外されてしまいました。
海外では、WifiモジュールにWeMosの物を使うのが主で、モジュール単体でファームが書き込めるためOnStepでの書き込みに需要がないようです。

ところが日本ではWeMosのモジュールは技適を通ってないので使用できず、唯一技適ありのESP-WROOM-02(32)を使わざるを得ません。
USBシリアルの付いたいわゆる「開発ボード」が単体でファームを書き込めるのでこれを使うのがベターなのですが、いまいち高い。。。。

かと言って、ファーム書き込みのためだけに自前でUSBシリアルの回路を載せるのもなんか違う気がするのですよ。
現在は、ESP-WROOM-02を表面実装するパターンを描いてますが、ファームを書き込むには別途USBシリアルモジュールが必要になる方向で検討してます。

あと、ピンマップminiPCBだとTeensyの裏面パターンを配線しなくてもとりあえずは動かせるようになるので実装面で楽になりそうです。

とまあ、そんな感じの正月でした。


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オープンソースの架台制御ソフト、OnStepのハードウェア実装基板などの話題です。


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