雨の日はマスク

2015年4月11日土曜日

見よ!死屍累々のマスクたちを!
作りすぎました(^_^;
さまざまな議論と情報を元に、ピント合わせに必要な条件などを考慮して、性懲りもなく試作を続けてました。
試作の中で分かったことのまとめです。

・寄せやすさ
合焦点へ光像が動いていくのが目視で分かりやすいこと。
→光像は形状が変化しない方が見やすい。
→ピントノブをどちらに回せばどうなるか分かりやすいこと。

・合わせやすさ
合焦点付近での微妙なズレが目視または撮影で判定できること。
→形状合致は高輝度になりやすく精密な調整には向いていない。
→複合的な距離・角度の均一性や光条のシンメトリな位置関係を比較する方が分かりやすい。

・対シンチレーション
シンチレーションに対して強いこと。
→マスクを構成する形状要素が増えると、それぞれの形状がシンチレーションの影響を受け、不安定になる。
→形状要素のくりぬき面積が広いと揺らぎの影響が大きくなる。
→形状要素数を減らし、線形スリット構成にするのがよい。


今日は2点。

■ずれ三角

左右の三角形の角度が異なります。
ずらした角度分、光条がずれます。
ピントが合うと向かい合う光条角が等しくなります。
形状合致型のマスクですが、合焦判定に光条角度の均一を取り入れたものです。
ブタ鼻の応用でマスクも簡単です。
もう少し光条のすき間が狭くてもいいと思います。



■カメ

ほら、もうカメにしか見えない(笑)(バタフライでもいいけど)
バーティノフマスクとCarey Maskのあいのこ。
バーティノフ的要素の中央1本光条は不要かもしれないけど、シンチレーションが悪い場合、(A)(B)光条のすき間が揺らいで分かりにくいことがあるかもしれないので残してみました。
(A)(B)光条のすき間と、それぞれ向かい合った光条(A')(B')のすき間が同じ角度になると合焦していることになります。
マスク左右のスリットの角度が異なっているので光条に隙間ができます。


どうやら、
マスク沼にはまり込んでしまったようです。
ズブズブ、、、

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