見よ!死屍累々のマスクたちを!
作りすぎました(^_^;
さまざまな議論と情報を元に、ピント合わせに必要な条件などを考慮して、性懲りもなく試作を続けてました。
試作の中で分かったことのまとめです。
・寄せやすさ
合焦点へ光像が動いていくのが目視で分かりやすいこと。
→光像は形状が変化しない方が見やすい。
→ピントノブをどちらに回せばどうなるか分かりやすいこと。
・合わせやすさ
合焦点付近での微妙なズレが目視または撮影で判定できること。
→形状合致は高輝度になりやすく精密な調整には向いていない。
→複合的な距離・角度の均一性や光条のシンメトリな位置関係を比較する方が分かりやすい。
・対シンチレーション
シンチレーションに対して強いこと。
→マスクを構成する形状要素が増えると、それぞれの形状がシンチレーションの影響を受け、不安定になる。
→形状要素のくりぬき面積が広いと揺らぎの影響が大きくなる。
→形状要素数を減らし、線形スリット構成にするのがよい。
今日は2点。
■ずれ三角
左右の三角形の角度が異なります。
ずらした角度分、光条がずれます。
ピントが合うと向かい合う光条角が等しくなります。
形状合致型のマスクですが、合焦判定に光条角度の均一を取り入れたものです。
ブタ鼻の応用でマスクも簡単です。
もう少し光条のすき間が狭くてもいいと思います。
■カメ
ほら、もうカメにしか見えない(笑)(バタフライでもいいけど)
バーティノフマスクとCarey Maskのあいのこ。
バーティノフ的要素の中央1本光条は不要かもしれないけど、シンチレーションが悪い場合、(A)(B)光条のすき間が揺らいで分かりにくいことがあるかもしれないので残してみました。
(A)(B)光条のすき間と、それぞれ向かい合った光条(A')(B')のすき間が同じ角度になると合焦していることになります。
マスク左右のスリットの角度が異なっているので光条に隙間ができます。
どうやら、
マスク沼にはまり込んでしまったようです。
ズブズブ、、、
やっぱり、ズブズブとハマっちゃったみたいですね... (^_^;
返信削除カメ、ナカナカ良いですね。作ってみようかな...
Carey Maskは、最終的な(A)-(A')の隙間の角度を一致させるのが、眼視だとけっこー疲れる作業になりそうですが(特にユラユラ時)
カメの手の角度は固定して足の角度を変化できる機構があるとマスク側を変化させて光条の変化をチェックするって新基軸が生まれそうなニオイもしますが工作はとても大変そう...
昨晩、カメを実践投入して来ました。いい感じです。
削除最終的には撮影して光条を確認しますが、ライブビューでの目視合わせもなんとかできました。
足の角度をもう少し狭めて、再確認する予定です。
可変マスク面白そう(笑)
これは!
返信削除ここまで作ったならマスク専用ケースを用意して、この鏡筒でこの空の状況だと"コレ"みたいなことが出来そうです。
かめはよさそうな予感がしますね。
きっと20cmF4用にけむけむさんがカスタマイズしてくれるはず?
あとカメラレンズ用(中望遠~望遠)用のマスクも研究して欲しいかも。
(すごい、他力本願ですね~)
焦点距離が短いと、どうしてもスリットの幅を狭くせざるを得ないので、OHPフィルムとかを使いたくなりますが、なにかいいものが無いものか?
今日は風が強いから刻んで行くか、、、とりあえずおでんで寄せて、カメでピン(ト)出しだ!
削除みたいな(笑)
上記のマスクを使用してF10鏡筒の場合、アークトゥルスで光条がなんとか目視できる感じですので、F4ならくっきりはっきりだと思います。
カメラレンズ用欲しいですね!!
細いスリットは工作する気になりませんよね(^_^;
私も長らく星野撮って無いですが、夏に向けて用意しておきたいところです。