2筒出しテスト

2016年2月9日火曜日

2016年2月7日(日)新月期の晴天の夜空。
いつもの場所へ陣取り、氷点下の中、溜まっていた調整項目のテスト三昧となりました(^^;
2本分のシステムを持ち運ぶのはかなり大仕事でした(^^;

まずは、OnStep搭載のNES赤道儀のオートガイドテスト。
システム全体の写真を撮り忘れたちゃった(^^;
鏡筒はVixen A80SSWTにガイド鏡は200mm/F4を載せ、オートガイドはNexGuideというシンプルな構成。露出時間を変えて何枚か撮影しながらガイド状態をチェックしました。
ST4Monitorを見ながらやってたんですが、ガイド自体は問題なく動作しています。
で、実際の画像はごらんのとおり。
RA軸回転方向に一定の長さで流れたようになっています。
この流れは露出時間に関わらず一定の長さになっているので、ガイドのブレが発生していると考えられます。
遅れ(進み)に対して即応できておらず、ガイドが効くまで流れちゃった状態ではないかと。
原因はバックラッシュやらバランスやら考えられるので、そのあたりを追及するのが次の課題です。

2時間ほどNESをいじってから、主砲のOAG調整の確認をしました。
OAG光路内に出ているプリズムをギリギリまで短く調整し、またプリズムと主カメラセンサーの距離を詰めてケラレが出にくくしてみました。
結果、プリズムを傾けた時は若干ケラレが残るもののかなりマシになりました(^^)
被写体を壊すような出方はしなくなったので、ひとまず安心して撮影できます。
で、テスト撮影。いつものM51(笑)


Celestron C9.25-XLT
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi2 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO6400, 300sec x 15枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。


OAG+lin_guiderにも慣れてきたので、次はガイド精度の追い込みですかな。

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