2016年2月7日(日)新月期の晴天の夜空。
いつもの場所へ陣取り、氷点下の中、溜まっていた調整項目のテスト三昧となりました(^^;
2本分のシステムを持ち運ぶのはかなり大仕事でした(^^;
まずは、OnStep搭載のNES赤道儀のオートガイドテスト。
システム全体の写真を撮り忘れたちゃった(^^;
鏡筒はVixen A80SSWTにガイド鏡は200mm/F4を載せ、オートガイドはNexGuideというシンプルな構成。露出時間を変えて何枚か撮影しながらガイド状態をチェックしました。
ST4Monitorを見ながらやってたんですが、ガイド自体は問題なく動作しています。
で、実際の画像はごらんのとおり。
RA軸回転方向に一定の長さで流れたようになっています。
この流れは露出時間に関わらず一定の長さになっているので、ガイドのブレが発生していると考えられます。
遅れ(進み)に対して即応できておらず、ガイドが効くまで流れちゃった状態ではないかと。
原因はバックラッシュやらバランスやら考えられるので、そのあたりを追及するのが次の課題です。
2時間ほどNESをいじってから、主砲のOAG調整の確認をしました。
OAG光路内に出ているプリズムをギリギリまで短く調整し、またプリズムと主カメラセンサーの距離を詰めてケラレが出にくくしてみました。
結果、プリズムを傾けた時は若干ケラレが残るもののかなりマシになりました(^^)
被写体を壊すような出方はしなくなったので、ひとまず安心して撮影できます。
で、テスト撮影。いつものM51(笑)
Celestron C9.25-XLT
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi2 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO6400, 300sec x 15枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
OAG+lin_guiderにも慣れてきたので、次はガイド精度の追い込みですかな。
なんか見慣れた星の流れ方です (^o^;
返信削除2式セットって、体力も2倍必要ですよね (^_^; 若いなぁ...いいなぁ...
いつものM51、進化してますね!素晴らしい!
F10でしたよね?
返信削除5分でいけてますね。あんまり露出し過ぎないで枚数撮った方がディテール出るんですか?
15枚ってのは、1枚流れた予感
昨夜もサブ筒のテストをしたんですが、バックラッシュを調整するとマシになってきました。
削除まだ、ブレますけどね(^^;
寒さのおかげでノイズが減らせるのでF10でもISO6400撮影、5分でなんとかなります。
元画は上の写真よりやや薄暗い感じに写ってます。
明るい部分はどう撮っても引き上げることは簡単だけど、暗い部分はそうはいかない、ってところを何とかしたくて色々試してます。
一眼でF10だと淡い暗い部分がノイズに沈んでしまい、画像処理過程で切り捨てることが多いので、枚数稼いでその対策のつもりです(^^;
なかなか難しいですね。
>1枚流れた
当たりです(笑)雲にやられました(^^;
GS-200RCを1600mmでいくつか撮影してみましたが、M-GENでガイド星の明るさを微妙に調整しないと、流れちゃうようで、トホホです。
返信削除2350mmなんて地獄のような焦点距離だとやっぱオフアキなんだろうなぁ?と思いました。
M-GENは、100mmの大丈夫か、コレ?な感じのレンズ使ってますが、60mm F4 のガイドスコープを使ってみる案も浮上中(?)です。
うーん、ガイドの悩みは尽きませんね(^^;
削除M-GENは高解像度センサーなんだと思いますが、結局はガイド筒、センサー、ガイダーのトータルバランスなんでしょうね。
C6の経験からガイド筒の強化はありだと思いますよ。
OAGだと、周辺像のコマ収差が問題になったりしますので、一長一短あります。