遠征持ち込み

2017年3月1日水曜日

INDIライブラリが1.4.xにバージョンアップしてます。
2日ほど前からリポジトリには1.4に文字が上がってたのでそろそろかと思ってたら、いきなり昨日でした。
バージョンアップしときましょう\(^o^)/

さて、
2017年2月27日
INDIシステムを遠征地に持ち込んで実地検証してきました。
久々に機材を持ち出した感があります。
しかし、この季節はまだ寒い!
万全の防寒をして出ても、顔が寒い、手が痛いと弱音先行でした。
機材を組んで、極軸だけ合わせたら、さっさと車内へ引きこもり、、、(^^;
あったか~い、缶コーシーで一服。

で、手順の確認。

自動導入->Alignmentで位置補正->オートフォーカス->ガイド開始->撮影

これを複数天体へ向けて繰り返しました。

結果、練習してきた甲斐あって、問題なく通せました。
ハードウェアのトラブルも無く、ネットワークも安定して稼働できました。
オートフォーカスの精度もそこそこ出ているので問題ないでしょう。

今回の成果で本システムに採用することにしました!

遠征地で分かったことを少々。

  • 設置から運用開始までの時間はかなり短くなりました。
    AVXでのアライメント、クレイマスクでのピント出し作業が完全になくなり、撮影時にリモートで行えるのはかなりのメリットです。
  • 薄型とはいえ、PCが一台増えたので車内作業スペースが狭くなりました。
    メモを取るスペースがなくなったので作業台を拡張せねば。
    どんどん秘密基地っぽくなっていくゾ。  
  • INDIのバージョンアップの影響か、なぜかディザリングが動きませんでした。
    まだ調べ切れていないので要調査です。
    これは直らないと困ります。
  • OAGを触る作業は残ったままなので、これをどうするか要検討です。
    この部分がクリアできれば本当にすべてリモートから作業できるようになるので。
    ガイド鏡で本筒の半分程度でもFOVがあればガイドできるのかどうなのか。

最後に、久々に天体写真でも張っておくと。

M105他 しし座 楕円銀河

Celestron C9.25-XLT
 + STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
RasPi3 INDI system + lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO3200, 240sec x 5枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。


銀河の季節がやってきます(^^)
M95, 96 よりもぼやっとしてるからちょっとマイナーなM105銀河(中央下)です。
すぐそばに、NGC3384(右上)とNGC3389(左上)があって、小さな銀河団を形成しています。
今年はこんな感じの複数銀河の1枚絵を撮りたいなぁ。

枚数が少ないので荒い&ディザリングしてないので縞々のは仕方ない、それよりも、よく見たらセンサーごみが沢山写っているという罠。
なんかきちゃない画像になってしまった、、、M105に申し訳ない。
メーカーにセンサークリーニング出すかな、、、、

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