2016年10月9日
lin_guider410のテスト撮影に久々に出撃です。
GPV見ても晴れる予報だったのですが、観測地は思った以上に気温が下がり、その影響か雲が出ては消えの繰り返し。
まったり全自動おまかせ撮影とはならず、雲の隙間を狙ってのテストでした(^^;
とりあえず2題。
M15 ペガスス座 球状星団
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi3 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO3200, 240sec x 8枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
ペガススの鼻先にある球状星団です。
かなり高密度の星団だそうで、撮影すると、なるほどぎゅうぎゅうしている感じです。
おかげで中央は飽和しちゃってます。
多重露光で撮ればよかったかな。。。ま、次回の課題です。
lin_guiderのテストなので、少々。
たまたま、ガイド星が2個視野内にあったので、DONUTSアルゴリズムでガイドしてみました。
特筆するほど高性能と言うわけではなさそうですが、実用には足りている感じです。
RA, DEC共に動く場合が多くなるのか、RMS値も似たような値になる傾向です。
今回はおおむねRMS値0.4~0.6とあまり良くはありませんでした。
従来のCentroidガイドでも試しましたが、RMS値については似たり寄ったりの感じです。
ガイド星が1つだけの場合はDONUTSにする理由がないように思います。
M42 オリオン座 オリオン大星雲
Celestron C9.25-XLT
+ STARIZONA SCT x0.75
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi3 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO3200, 120sec x 8枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
F10->F7.5のおかげで120秒でも飽和しまくりの大星雲です。
周辺減光の処理を手抜きした上に、不自然にならない程度に後処理で赤みを増量しています。
テスト撮影なので気合が入ってなくてすみません(^^;
スキマで御苦労さまです。
返信削除この手のは多重露光効きそうですね。
土曜日久しぶりに晴れたので、M-GENのディザリングとキャプチャのタイミングを合わせて、無理やり手動・非同期ディザリングに挑戦してみごと玉砕しました...orz
色々実験あるのみです(^^)/
削除また天気が曇り気味なので、このまま満月期に突入しそうな気配です。
ディザリング、ナイスアイディアがあれば良いのですが。
機材が手元にあれば喜んでハックしちゃうんですけどね(笑)
4.1.0のテスト、お疲れさまでした。夜に星が見えるなんて、素晴らしい環境ですね(笑)
返信削除DONUTSアルゴリズムは、単焦点ガイド鏡でガイド星が沢山ある時に効果を発揮するのかも(^^;
リュウさん、こんばんは。
削除いやー本当に今年は雲が多くて困ってます(^^;去年の出撃回数と比べると半分くらいです。
DONUTSがターゲットにしているのはおっしゃる通りのパターンでしょうね。
短焦点の場合、ブレの動きが見かけ上小さいのでできるだけ多くのターゲットからブレを検知する方が確実という点では理にかなっています。
逆に私のようにOAG使いだと敏感すぎるくらいズレが見えるので1星でも十分ということでしょうね。