ソースをザッと読んだ内容で変更点をピックアップしてみます。
●サーバー機能の強化
lin_guiderはサーバー機能が搭載されています。
クライアントソフトからネットワークを通じてlin_guiderの動作コントロールを行うことができるリモコン機能のようなものです。
これまではディザリングの動作設定程度しかできませんでしたが、その他パラメータの設定やガイドの開始・停止のコントロールもできるようになりました。
機能の一覧は次の通りです。
GET_VER
SET_GUIDER_SQUARE_POS
SAVE_FRAME
DITHER
DITHER_NO_WAIT_XY
GET_DISTANCE
SAVE_FRAME_DECORATED
GUIDER
GET_GUIDER_STATE
SET_GUIDER_OVL_POS
SET_GUIDER_RETICLE_POS
FIND_STAR
SET_DITHERING_RANGE
GET_RA_DEC_DRIFT
拙作のeosshotはディザリングをこのサーバー機能で実現しています。
カメラコントロール側で1枚撮影->lin_guiderへディザリング通知->lin_guiderディザリング実行&オートガイド続行->撮影ループ戻る、の手順です。
こういったI/Fがあると周辺ソフトとの連携が簡単になるので、目立たない機能ですがとても重宝します。
上記の設定がリモートでできるクライアントアプリが出てくるでしょうね。
●ガイド枠のダブルクリック移動
norikyuバージョンで実装していたガイド枠のダブルクリック移動が公式に実装されました\(^o^)/
Ctrlキーを押しながらダブルクリックでレチクルも移動するようです。
ていうか、なんで今まで実装されてなかったのかと、、、、
●各種カメラ処理の修正
ドライバの修正などが入ってます。
lin_guiderは少しずつですが進化しているので、私もパッチ投げてみようかな。。。
ガイド開始時のレチクル移動とか、ロスト時暴走の抑制とか、本家に取り込んでもらえればメンテも楽なんだけどなぁ(^^;
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