次の壁はピントらしい。
バーティノフ・マスクを自作してみました。
Webで探すと多くの記事が見つかるので、細かい説明は置いといて、と。
Bahtinov Focusing Mask Generator
http://astrojargon.net/MaskGenerator.aspx
ここで、パターンを作って、OHPシートに印刷して切り取ります。
シートの中央は副鏡の調整ネジが出るようにくり抜いてあります。
あとは、デコパネを鏡筒口にはまる大きさに切り、OHPシートを貼り付ければ完成!とっても簡単!
ところが、問題が発生。。。。
まず、鏡筒にマスクを付けて星を見てみます。
マスクで光が遮断されるので明るい星でテストしました。
デジカメならライブビューなんかでリアルタイムに見るより、撮影したほうが光条もきれいに分かります。
もちろん、アイピースで目視してもちゃんと見えます。
光条がこんな感じであればピントが合っている状態。
で、ピント合わせができたと思い、おもむろに宇宙を撮ってみますと、、、、
(´・ω・`)・・・
ピンボケじゃん!!
ピント合ってない!だめジャン!
逆確認。
今度はマスクをはずして、ライブビューを見ながら自力でピントを合わせます。
何枚か撮影してピントが合ったら、マスクを装着し明るめの星を撮影してみると、、、
光条がズレてるし!!
これだとかなりズレてる感じです。
どうやら、このバーティノフマスクではピントが合わせられないようです(´・ω・`)
原因を考えてみましょう。
ピントがボケるということは、装着前と装着後で焦点距離が変化しているということでしょうか。
バーティノフ・マスクはいわゆる回折格子の組み合わせという単純な仕組みなので、そこで焦点距離がズレるとは考えにくいです。
となると、OHPシート自体が光の進む距離に影響していると考えるのが自然でしょう。
つまり、OHPシートの厚みや素材によるズレがあるように思います。
後日、スリット部分を切り抜いたマスクで試してみます。
ピント道は険しいのぅ。
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