昔むかし、ドラゴン○エストなんていうRPGにどっぷりハマってた時代。
勇者を育てるには地道な経験値稼ぎが必須であった。
で今、老いた勇者は長焦点をぶん回し、経験値を稼ぐのでありました。
まとめてドン。
2016年1月13日
気温が下がってとても寒くなりました。
夜間は氷点下、撤収時にはフードにおりた霜が凍ってます。
これくらい冷えれば、ISO6400でもノイズがかなり減って撮りやすくなります。
作業は凍えますが、枚数稼ぎにはもってこいのコンディション。
NGC2403 きりん座 渦巻銀河
Celestron C9.25-XLT
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi2 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO6400, 300sec x 10枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
まずは失敗写真。
ぜんぜんピントがブー!です(^^;
機材調整のテストをした後で、筒内気温の変化でピントがズレてるのを忘れて撮影してしまいました。
形だけ見ると小型版のM33。そっくりですね。
ちなみに、M33をC9で撮るとフレームに入りきりません。
周辺の腕は淡くてなかなか写りませんでした。
超新星が発見されたり意外に話題の多い天体です。
M64 かみのけ座 渦巻銀河(黒眼銀河)
Celestron C9.25-XLT
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi2 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO6400, 240sec x 10枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
C6で撮った時も黒眼の存在に驚いたんですが、C9での姿も素晴らしい。
解像の違いがよく分かります。
シルクの渦に黒い眼が1つ。暗黒帯の縞構造もわかります。
こういうのが撮れる長焦点の面白み。いいですね。
2015年1月16日
今日は薄雲が少しかかる空模様。
長時間の撮影は無理と踏んで、ターゲットを絞りました。
M66 しし座 渦巻銀河
Celestron C9.25-XLT
Celestron Advanced VX
Guide off-axis guider
+RasPi2 lin_guider
Canon EOS Kiss X6i
ISO6400, 240sec x 7枚
StellaImage7
撮影地:兵庫県たつの市新宮町
リサイズのみでトリミングしてません。
しし座の銀河3兄弟(M65, M66, NGC3628)の一人。不均等な2つの腕が目立つ渦巻銀河です。
薄い繭のような雲に包まれてなんとも不思議な雰囲気です。
構図が縦になってますが、これはオフアキに入るガイド星が見つからず、OAGごとカメラを回した結果です。
オフアキだとこういうこともあります。
両日とも雲に邪魔された以外はガイドエラーもなくボツ画像はゼロ。
OAG+lin_guiderでのガイドは安定してます。
ガイド流れがまったく無くなったのは驚きです。
冬場は星像が揺れるのでRMS値はよくなりませんね。
構造が分かって素晴らしいです!さすがC9。
返信削除フラットも頑張ってください。楽しいフラット地獄が待ってますヨ
フラットは以前、撮ったりししてたんですが今は止めてます。
削除後で撮るにしても、ずれや色条件があってないと微妙にずれて、画像処理の段階でムラが出たりするので、、、
撮り方に工夫が必要なので後回しになっちゃいますね(^^
フラットは結構効くような気がしてきました。
削除FlatAideで処理しても綺麗になりますが、ちゃんと撮ったフラットだとコントラストが向上するような気がしてます
(気のせいかも)
ただ、とても難しいですよね、フラット。
FlatAideのようにのぺっとしたフラットじゃないので、いい具合にノイズが減るのかもしれませんね。
削除以前は明け方にスーパー袋使って撮ったりしたんですが、、、、
ダークと違って鏡筒環境を再現しないとダメなのであきらめムード満々です(+_+)