作成中、この箱を StarWay と呼んでいました。
ホスト名やSSID名に使ってたんですが(ステッカーにも書いてます。写真は弐号機)適当に付けたので、もっと他に良い呼称が無いかなとぼーっと考えてました。
ふと、天文書が目に入ったので、人工衛星の名前ってどんなのがあるのだろうと見てみると、なかなか面白かったのでちょっと紹介です。
ぱっと思いつく名前と言えば、「はやぶさ」なんてカッコイイ名前ですよね。
あと「ひまわり」は気象衛星。「みちびき」はGSP補完衛星。
衛星名って基本的にひらがなです。
自衛隊の艦艇もひらがなだなぁ、と思いつつ、調べると親しみやすく読み違いのない表記として定着しているようです。
なるほど、小学生でも間違いなく名前が読めるし、未来の科学者が衛星名を知って、おら、ワクワクするってことなのだな。
で、花の名前もたくさん付けられてます。
「きく」「ひまわり」「さくら」とか。
これらは、宇宙へ飛び立ち軌道に投入されるその瞬間、「宇宙に花開け」という思いがきっかけでつけらるようになったそうです。
唸るエンジンに押されながら、闇の世界へ解き放たれる瞬間、分離機構から押し出された衛星。
と、同時に、パイロットプログラムが動き出し、地上とわずかな糸でつながりながらも、命を吹き込まれたように電池パネルの展開、通信アンテナの展開を行う衛星。
まさに、宇宙へ飛び立ち、花開く姿を名前にいただくなんて、おら、ワクワクするってもんです。
他にも、公募でつけられた名前だと、「かぐや」なんて素敵じゃないですか。
地球から飛び立ち月に帰る姫が、わが家を目指して月を周るのです。
おとぎ話がそのまま衛星になってて、わたくしもワクワク致しますわ。
とてもいい名前だと思います。
目的名がそのままっていう名前もあります。
「きょっこう」オーロラを観測する衛星です。極光?
「でんぱ」プラズマ波や電磁波を測定する衛星です。もう少しひねりなさい!
「おりづる」空力傘の展開収納を実験するための機体です。折り畳みが得意と。
ASTROシリーズの衛星はなんとも壮大です。
「ひのとり」「てんま」「ぎんが」「あすか」「ひりゅう」「すざく」「あかり」「ひとみ」(ひりゅうとひとみは失敗してしまいましたが)
天文観測衛星なので神話的な壮大なイメージの名前が付けられていて、考えられてるなぁと思います。
なんてことを夜中に思ってました。
で、手元のこのRaspberry Pi3箱には何と名付けようか?と思案中するに、
衛星につけられるようなシンプルで響きのよい名前が浮かばない。。。
全く浮かなばい!!
そんなわけで、考えるのに疲れた私は、2001年宇宙の旅HAL9000を作り上げた博士の名にあやかって、「ちゃんどら」と命名することにしました。
安直だけど、まあいい。
十二天の月天も確かチャンドラだったような気が。
よろしくちゃんどら。
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